昔に比べてハマリがキツく感じる理由とは?
パチンコ・パチスロを打っている歴史が長い人ほど、
こんな疑問を感じているのではないでしょうか?
昔はもう少し簡単に大当たりを引けていたのに、
最近の台はハマリがキツ過ぎるように感じる。
機種によって大当たり確率が様々なので、
同じくらいの大当たり確率という前提での話です。
もちろん、すでに決まっている確率が当たり易くなったり、
当たりにくくなったりというのは時代によって変わるものではありません。
これも心理的にそう感じるだけということに違いないのです。
それでは、なぜ昔に比べてハマリがキツく感じるかについて考えてみましょう。
まず1つ目の理由です。
それは演出に原因があります。
パチンコの演出は劇的に変化しています。
光、音、振動、ギミックなど、かなりのスピードで進化しています。
2年以上前の新台は物足りなく感じてしまうほどです。
メーカーとしては飽きさせず演出を楽しませることに力を注いでいるため、
盛り上がるような演出が増えることになります。
そして、【演出が増える】=【期待度が下がる】という状態が発生してしまいます。
仮に100回転を回した時に、何事も起きずに100回転を終えるのと、
10回転ごとに激熱演出が発生し、すべて外れてしまうのとでは、
後者の方が精神的に疲れてしまうというのが想像できると思います。
同じ100回転では当たりを引く確率も同じであるはずなのに、
受ける印象というのはまったく異なってしまいます。
また、何事も起きない100回転というのは偏りとして頻繁にあることですが、
それが当たり前で、何百回転も何も起きないという台だったら、
そもそも楽しくないので、長く打ち続けることもないでしょう。
長く打ち続けることがなければ、ハマリというのも存在しません。
次に2つ目です。
記録は更新されていくという理由です。
これまでにご自身が経験された最大ハマリ回数は覚えていますか?
長く打っている人ならば、確率分母の5倍以上のハマリ、
あるいは10倍以上のハマリも経験されているのではないでしょうか。
丸1日どころか、日を跨いでも当たりを引けないなんて経験があるかもしれません。
そんな悲惨な思いをした日のことは、なんとなくでも覚えていますよね。
残念ながら、そんな最悪なハマリをさらに更新する日が、
パチンコを打ち続ける限り恐らくまた訪れるのです。
そして、貴方の記憶の中に積み重なっていくのです。
その一方で早い当たりというのは1回転より少ないというのがないので、
更新されるのには限界があり、それほど記憶に残らないのです。
この悪い印象だけが積み重なることにより、
昔に比べて、今の方がキツいと感じてしまうのです。
この話は新台が時間とともに出なくなっていくという話にも通じるものがあります。
その話はまた別の機会に詳しく書こうと思います。