パチンコ、パチスロのあるあるや疑問に関する解釈を紹介

パチンコであり得ないようなハマリが頻発するのはなぜか?

パチンコであり得ないようなハマリが頻発するのはなぜか?

パチンコをある程度長く打っている人ならば、
ほとんどの人が感じたことのある疑問。

 

なぜあり得ないようなハマリが頻発するのか?

 

あり得ない

 

あり得ないようなハマリが頻発するというのは、
例えば、大当たり分母の3倍、4倍、5倍以上のハマリが1日に数回、
場合によっては連続で訪れるというような場面です。

 

パチンコにおいて分母の3倍ハマリというのは、だいたい5%くらいで起こり得る現象です。
逆に言うと、5%くらいでしか起こらないことが、
一日に数回起こってしまうのならば、なぜ?となるのも正常な感覚です。

 

 

結論から言うと、
あり得ないようなハマリが頻発してしまうというわけではありません。

 

あり得ないようなハマリが頻発するように感じるだけなのです。

 

 

それでは、あり得ないようなハマりが頻発するように感じる理由を説明します。

 

 

例えば、大当たり確率が1/100の台を想定して考えてみます。

 

 

1〜300回転の間に大当たりが引けない確率は4.9%
1〜400回転の間に大当たりが引けない確率が1.8%
1〜500回転の間に大当たりが引けない確率が0.7% です。

 

 

大当たり確率1/100で、これだけハマっている台はちょこちょこ見かけますよね。

 

 

 

次に、これと同じように、如何に早い回転数で当たるかで考えてみます。

 

 

1回転で当たる1.0%
2回転以内に当たる2.0%
5回転以内に当たる4.9%

 

 

 

こちらも1/100だった時にちょこちょこ見かける展開ではないでしょうか?

 

 

 

数字だけを見た時に、確率という面ではどちらも同じような数字なのですが、
実際に遊戯をしている人から見た時、ここに時間という概念がプラスされます。

 

時間の概念

 

つまり、数回転で当たった時は数分しか経っていないのに対し、
大ハマりした時は、数時間を費やしているのです。
そのうえ、どこで終わるかわからない決着(当たり)の時を待ち続けるのだから、
なおさらしんどい思いをすることになります。

 

この時間の概念がハマりを強く印象付けてしまうわけです。

 

 

もう一つの理由です。
こんな場面を想定してください。

 

『回転数が300回転で当たりが無い台』が空いていたとします。

 

そこであなたが遊戯を始めて100回転ハマったとします。
この時に大当たりする確率は、0〜100回転を回したときと同様です。
しかし、頭上のデータ表示機には400回転と示されるのです。

 

この時に、例え理屈はわかっていたとしても、
自分が100回転までに当たらなかったことより、
この台は400回転でも当たらなかったという印象の方が強くなります。

 

 

データ表示器にはその日の大当たり確率を教えてくれるものもあります。
ハマっているときにデータを確認すると、
メーカー発表のスペックとかなり乖離したデータが目に入ることもあります。

 

例えば、こんな展開を想定してみます。

 

1/100の台を遊戯していて、
最初の2回は確率分母以内に当たってくれたけど、
現在は300回転以上ハマリ中。

 

総大当たり回数が2回で、総回転数が500回転を超えてしまった。
つまり、現在の大当たり確率は1/250。

 

1/100の台なのにおかしいのでは?というような場面です。

 

でも仮に、次の回転で当たりを引いたとした大当たり確率は1/167で、
運よくすぐにまた当たりを引いたとした大当たり確率は1/125となるのです。
この程度の総回転数では、バラツキがあるのは当然のことなのです。

 

数万回転したうえで乖離したデータになってしまうのは、
別の何かを疑う必要が出てくるとして、
1日単位では不思議なことではありません。

 

結局何を言いたいのかと言うと、
このようにおかしいのでは?と考えてしまうタイミングは、
決まってハマっている時なのです。

 

良い方の偏りの印象よりも、悪い方の偏りの印象の方が圧倒的に強いのです。
現在進行形の出来事ならば尚更です。

 

 

最後に、そもそも5%1%というものは、
割と引きやすいレベルの確率だったりします。
その確率があり得ないというのならば、
パチンコで当たりを引くのがあり得ないという話になってしまうのですよ。

 

確率の誤解については、こちらの記事を参考にしてください。

 

パチンコの確率に関するよくある誤解


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