もっとパチンコの確率に関するよくある誤解
日常生活において確率のことを意識するのはどのような時でしょうか？
例えば、降水確率とか、手術の成功確率とか、いろいろありますよね。
上記に関して言えば、なにかしらの統計を元にした確率です。
しかし、あやふやな根拠を元にした確率というのもあって、
実はその根拠が定かでない確率を意識することの方が多いのです。
例えば、
仕事がうまくいく確率 とか、
好きな子に告白した時OKしてもらえる確率 とか、
晩御飯にカレーが出てくる確率 とか、
そして、そんな確率について考える時、
「これは8割方うまくいくだろう」という言葉の裏には、
ほぼ確定的なニュアンスが入っていませんか？
その感覚を元に、パチンコで確変率80%と聞くと、
長く続きそうというイメージが湧いてきても仕方がありません。
しかしながら現実はそうでもないということを経験して、
おかしいのではないかと疑いを持ってしまう人も多いです。
それでは、この80%について考えてみたいと思います。
確変率80%というのは、4/5で大当たりが続くということです。
この数字についての印象は人それぞれでしょう。
5回に1回はハズレと聞くと、それだけで続かない意味を察する人もいれば、
だいたい5回くらいは続いてくれるものだろうと感じる人もいます。
事実、5回というのが平均連チャン回数です。
ところが、実際に5連続以上する確率は約41%なのです。
初回から考えて、次に当たる確率、つまり2連以上する確率を80%とした時に、
以下のようになります。
- 2連以上 80.0%
- 3連以上 64.0%
- 4連以上 51.2%
- 5連以上 41.0%
- 6連以上 32.8%
- 7連以上 26.2%
- 8連以上 21.0%
- 9連以上 16.8%
- 10連以上 13.4%
- 20連以上 1.4%
- 30連以上 0.2%
80%というのはたくさん連チャンするというイメージがあると思います。
そう簡単には転落しないだろうという感覚です。
しかし、現実はこんなものなのです。
これを実践でイメージしてみましょうか。
突入、継続ともに80%のバトルタイプだった場合、
1連目：よし、確変状態突入だ〜。
2連目：よしっ、1回目突破〜。
3連目：2回目も勝った〜。
4連目：あー、負けた、もう転落だ〜。
この流れを見た時に、多くの人は残念な結果だと感じるはずです。
ところが、約半分はこれよりもひどい結果で終わってしまうということです。
